「スバル360」という車はご存じでしょうか?
私の叔父がこの車のレストアを行い、ナンバープレートを申請し公道を数キロ乗せてくれたことがあります。
15年位前だったと思います。
助手席に乗せてもらいましたがシートベルトは無く、ダッシュボードにベルト代わりの取っ手があるだけでした。
その取っ手を持ち、はい出発進行。
「ブロッブロロロロー」と今にも止まりそうなエンジンでした。
一般市民には手の届かない高嶺の花だった車を、軽自動車という形で富士重工が1958年に「スバル360」として、世に出したことを知ったのは後のことです。
高度経済成長によって一般家庭に車という移動手段をもたらしました。
それから半世紀以上。
日本政府は「2050カーボンニュートラル」を打ち出し、2030年前半にガソリン車販売を禁止にすると言っています。
幼少の頃はガソリンスタンドに行くことさえも娯楽の一部でした。
私の原風景文字「出光」が消えてしまうのではないかと思うと、できる限り写真に収めておこうと思う今日この頃です。この様子は追記したいと考えています。
PS:後日知ったことですが、百田尚樹さんによって書かれた小説「海賊と呼ばれた男」のモデルが出光佐三さんだったようです。
genpopo