安くて美味しいブルボン「アルフォート」のパッケージ文字

パッケージ

私は甘党です。

一日に必ず一つは甘い菓子を食べます。

中でもチョコレート菓子はなくてはならないお菓子です。

ポテトチップスやじゃがりこはそんなに食べなくて良いのですが。

ブルボン アルフォート

これはブルボンのチョコレート菓子「アルフォート」の文字部分を切り抜いたものです。

優雅な気分にさせてくれる気品が漂う文字だなあと私は感じます。

「ア」「ル」「フ」と、はらいの部分にそれぞれ筆先の割れたカスレが見られるので、たぶん絵の具筆などの筆文字ではないかと思われます。

優しく丸く少し太めに起筆(最初の筆の入りを書道ではこう表現します。)するところが私はお気に入りです。

食べたことのある人は知っていると思いますが、アルフォートは全粒粉小麦のビスケット生地にチョコレートを厚めに片面だけ被わせた菓子です。

写真で取り上げたものは紙箱タイプの12個入ったコンビニなどでどこでも購入できる商品です。袋パッケージで個包装されたタイプや、チョコレートが練り込まれたビスケット生地にホワイトチョコレートを被ったタイプなどの種類豊富な品揃えです。

北海道チーズケーキ味、栃木イチゴ味、富士山バージョンなどご当地で買える商品も存在するようです。

それだけ人気の品なのでしょう。

コンビニで「100円」で購入できるチョコレート菓子で一番量も多く、満足感があるのはこの商品です。

チョコレート部に「帆船」がデザインされており額縁のような仕上がりです。

ブルボンの紹介には、「チョコレートにデザインされている帆船から「冒険」、「夢」、「ロマン」等をイメージしたネーミングです。この帆船には、アルフォートを発売するに当たり、お菓子という大海=市場に夢とロマンをもって漕ぎ出していくというイメージがあります。」と書かれていました。

1994年発売当初のパッケージはローマ字表記の「ALFORT」でした。

これは1997年のCMの映像です。

そのネーミングに相応しい、断然今のカタカナ表記の方が親しみ易いと私は感じます。

文字の表現の仕方は多種多様ですが、やはりその商品や内容に合った文字を表現しなければならないとつくづく感じます。

色々な文字表現を見ると、けっこうそれが無視され「俺の字はうまいだろ。すごい技術だろ。」に陥りがちのような気がします。

アルフォートを食べながら文字表現とは何かについて改めて考えたいと思いました。

genpopo

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