未だに日曜日の夕方になるとサザエさん症候群に襲われます。
サザエさん症候群とは、アニメ「サザエさん」が放映される日曜日夕方6時半頃から思い煩う「また月曜日から始まる一週間を思うと憂鬱になること」を言うようです。
そのサザエさんの前に「ちびまる子ちゃん」が放映されています。
もう30年を超える長寿アニメです。
作者のさくらももこ先生は、代表作として「ちびまる子ちゃん」の他に「コジコジ」という漫画を描いていらっしゃいますが、どちらも人間(コジコジは人間に模したアニミズム的な無機物の登場人物も多数います。)の心の機微を漫画を通して分かり易く表現しているように思われます。
日曜日の夕方に、さくらももこ先生はそっと子どもたちに人間関係の難しさをアニメを通じて伝えていたのではないかと私は思うのです。
30分違いのサザエさんは罪もないのに症候群にされ可哀そうなところではありますが。
genpopo